「今年こそ矯正を始めたい」と思ったとき、最初に知っておきたいこと

 

 

 

 

 

 

新しい年を迎えて、「今年こそ歯並びをなんとかしたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

毎年この時期になると、同じことを考えては「でも、やっぱり大変そうだし…」「費用も時間もかかりそう」と、気づけばまた先延ばしにしてしまう。そんな経験はありませんか。

 

矯正治療は、決して小さな決断ではありません。だからこそ、焦って始める必要もないと私たちは考えています。

 

この記事では、「矯正を始めてみようかな」と少しでも思った方に向けて、まず知っておいていただきたいことをお伝えします。治療を勧めるためではなく、ご自身のペースで考えるきっかけになれば幸いです。

 

矯正治療を「迷っている状態」は、おかしなことではありません

 

「ずっと気になってはいるけど、踏み出せない」

「本当に必要なのか、自分では判断できない」

「周りに相談しても、結局よくわからない」

 

矯正に興味を持ちながらも、なかなか行動に移せないという方は少なくありません。それは決して優柔不断なのではなく、むしろ慎重に考えている証拠ではないでしょうか。

 

矯正治療は、一度始めると数年単位で続くものです。費用も決して安くはありません。だからこそ、「本当に自分に必要なのか」「今のタイミングで始めるべきなのか」と悩むのは、とても自然なことです。

 

大切なのは、その迷いを抱えたまま一人で考え続けるのではなく、専門家と一緒に「自分にとってどうなのか」を整理していくことかもしれません。

 

矯正を考えるきっかけは、人それぞれです

 

矯正治療を考え始めるきっかけは、本当に様々です。

 

・子どもの頃からずっと歯並びがコンプレックスだった
・写真を見るたびに口元が気になる
・歯磨きがしづらくて、虫歯や歯周病が心配
・年齢を重ねて、だんだん歯並びが変わってきた気がする
・マスクを外す機会が増えて、急に気になり始めた

 

見た目の悩みから始まる方もいれば、健康面への不安がきっかけになる方もいます。どちらが正しいということはなく、どんな理由であっても「気になっている」という気持ちは大切にしていいものです。

 

ただ、矯正治療が必要かどうかは、ご自身の感覚だけでは判断しにくい部分もあります。「気にしすぎかもしれない」と思っていたことが実は治療したほうがいいケースもあれば、逆に「絶対治したい」と思っていても、実際にはそこまで急がなくていい場合もあります。

 

まずは今の状態を客観的に知ることが、考えを整理する第一歩になるのではないでしょうか。

 

「相談=治療を始めなければいけない」ではありません

 

歯科医院に相談に行くと、その場で治療を決めなければいけないのではないか。そんな不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、相談することと、治療を始めることはまったく別のことです。

 

当院では、矯正に関するご相談をいただいた際、まずはお話をじっくり伺うところから始めます。どんなことが気になっているのか、いつ頃から悩んでいるのか、どんな仕上がりを希望しているのか。そういったお気持ちを聞かせていただいた上で、お口の状態を確認し、選択肢をご説明します。

 

その上で、「少し考えたい」「家族と相談してから決めたい」というお気持ちがあれば、もちろんそれで構いません。一度持ち帰って、ゆっくり考えていただくことも大切な過程だと考えています。

 

「相談したからには始めなければ」と思う必要はありませんし、私たちもそのようなことは求めていません。

 

矯正治療には、いくつかの方法があります

 

「矯正」と聞くと、金属のワイヤーが歯に付いている姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、そうした従来の方法は今でも広く行われていますが、最近ではそれ以外の選択肢も増えています。

 

ワイヤー矯正(表側矯正)
歯の表面にブラケットという装置を付け、ワイヤーで歯を動かしていく方法です。幅広い歯並びに対応でき、細かい調整がしやすいという特徴があります。

 

マウスピース矯正
透明なマウスピースを使って少しずつ歯を動かしていく方法です。装置が目立ちにくく、取り外しができるため、見た目や生活面での負担が少ないと感じる方も多いです。

 

部分矯正
気になる部分だけを整える方法です。前歯のちょっとしたズレなど、限られた範囲であれば、全体を矯正するよりも期間や費用を抑えられる場合があります。

 

どの方法が合っているかは、歯並びの状態やご希望によって異なります。「絶対にこれがいい」と決めつけるのではなく、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を選んでいくことが大切です。

 

大人になってからでも、矯正は遅くありません

 

「矯正って子どものうちにやるものでしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに、子どもの頃は顎の成長を利用できるというメリットがあります。しかし、大人になってからでも矯正治療は十分に可能です。実際、20代・30代・40代、あるいはそれ以上の年齢で矯正を始める方も増えています。

 

大人の矯正は、ご自身の意思で始めるものです。だからこそ、治療へのモチベーションを保ちやすいという側面もあります。

 

「今さら遅いかも」と思う必要はありません。気になったときが、考え始めるタイミングです。

 

矯正治療で得られるのは、見た目の変化だけではありません

 

矯正治療というと、見た目を良くするためのものというイメージが強いかもしれません。もちろん、それも大きな目的の一つです。

 

ただ、歯並びを整えることには、それ以外のメリットもあります。

 

・歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らせる
・噛み合わせが改善され、食事がしやすくなる
・特定の歯に負担が集中しにくくなる
・将来的に歯を長く残すことにつながる可能性がある

 

歯並びの乱れは、見た目だけでなく、お口の健康全体にも影響を与えることがあります。だからこそ、「美容」だけでなく「予防」という視点で矯正を考える方も少なくありません。

 

ただし、すべての方に矯正が必要というわけではありません。今の歯並びでも十分健康を維持できるケースもあります。そのあたりの判断は、実際にお口の状態を見せていただかないとわからない部分です。

 

費用や期間のことも、正直に知っておきたいですよね

 

矯正治療を検討するとき、多くの方が気になるのは「費用」と「期間」ではないでしょうか。

 

正直なところ、矯正治療は保険が適用されないケースがほとんどで、費用は決して安くはありません。また、治療期間も数ヶ月で終わるものではなく、多くの場合は年単位でかかります。

 

だからこそ、始める前に「だいたいどれくらいかかるのか」を把握しておくことは大切です。

 

当院では、最初のご相談の段階で、治療方法ごとのおおよその費用や期間についてもご説明しています。「思っていたより高かった」「こんなに時間がかかるとは思わなかった」ということがないよう、事前にしっかりお伝えするようにしています。

 

費用面で不安がある場合は、分割でのお支払いなど、無理のない方法を一緒に考えることも可能です。

 

「いつ始めるか」より、「納得して始められるか」が大切

 

新年を迎えると、「今年こそ」という気持ちになりやすいものです。それは前向きな気持ちの表れですし、とても良いことだと思います。

 

ただ、矯正治療は「勢い」で始めるものではありません。治療内容や期間、費用、そして自分の生活スタイルとのバランスなど、いろいろなことを考えた上で、「これなら続けられそう」と納得できてから始めることが大切です。

 

逆に言えば、今すぐ決めなくても大丈夫です。「いつか始めたい」と思っているなら、まずは情報を集めてみる、相談してみる、そこからゆっくり考えていけばいいのです。

 

さかえ歯科医院の矯正相談について

 

当院では、矯正治療に関するご相談を随時受け付けています。

 

初めてのご相談では、まずお話を伺い、お口の中を拝見した上で、現在の状態と考えられる選択肢についてご説明します。その場で治療を決める必要はありませんし、「話を聞いてみたかっただけ」という方も歓迎しています。

 

私たちが大切にしているのは、患者さんが納得した上で選択できることです。治療を受けるかどうかを含めて、最終的に決めるのは患者さんご自身です。私たちはそのための情報提供と、一緒に考えるお手伝いをさせていただきます。

 

「ちょっと話を聞いてみたい」「自分の歯並びがどの程度なのか知りたい」そんな気持ちがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

京急線・雑色駅から徒歩4分、地域のかかりつけ歯科として、大田区・雑色周辺にお住まいの方のお口の健康をサポートしています。