新生活前に歯を白くしたい…ホワイトニングって実際どうなの?という方へ
春から新しい環境が始まる方にとって、この時期はいろいろと準備が気になる季節ではないでしょうか。
新しい職場、新しい学校、新しい人間関係。第一印象が大切な場面が増えるからこそ、「見た目を整えておきたい」という気持ちが出てくるのは自然なことだと思います。
そんな中、「歯の色が気になる」「もう少し白くできたらいいのに」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ホワイトニングという言葉は聞いたことがあるけれど、実際にどんなものなのかよくわからない。本当に白くなるのか、痛くないのか、費用はどれくらいかかるのか。気になることがたくさんあって、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ホワイトニングに興味はあるけれど迷っている方に向けて、知っておいていただきたい基本的なことをお伝えします。「やるかどうか」を決めるためではなく、まずは情報を整理するきっかけにしていただければ幸いです。
そもそも、歯はなぜ黄ばんでいくのでしょうか
「昔はもう少し白かった気がするのに…」と感じたことはありませんか。
歯の色が変わっていく原因は、大きく分けて二つあります。
外側からの着色(ステイン)
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど、色の濃い飲食物を日常的に摂っていると、歯の表面に色素が付着していきます。タバコのヤニも同様です。こうした着色は、歯そのものが変色しているわけではなく、表面に汚れが蓄積している状態です。
内側からの変色
加齢によって歯の内部にある象牙質の色が濃くなったり、エナメル質が薄くなって内側の色が透けて見えやすくなったりすることがあります。また、過去に服用した薬の影響や、神経を取った歯が変色するケースもあります。
歯の黄ばみには、こうした複数の要因が絡み合っていることが多いため、「なぜ自分の歯はこの色なのか」を知ることが、対処法を考える第一歩になります。
ホワイトニングで白くなる歯と、ならない歯があります
ホワイトニングと聞くと、「どんな歯でも真っ白になる」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際には、ホワイトニングで効果が出やすい歯と、そうでない歯があります。
ホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯の内部の色素を分解し、歯本来の色を明るくしていく方法です。そのため、天然の歯に対しては一定の効果が期待できますが、以下のようなケースでは効果が出にくいことがあります。
・詰め物や被せ物(人工の歯)
・神経を取って変色した歯
・薬剤の影響で変色した歯
・生まれつきの歯の色が濃いケース
また、虫歯や歯周病がある場合は、まずそちらの治療を優先する必要があります。ホワイトニングの薬剤が患部に触れると、しみたり痛みが出たりすることがあるためです。
「自分の歯はホワイトニングで白くなるのか」という疑問は、実際にお口の状態を見てみないとわからない部分が大きいです。だからこそ、まずは相談から始めてみるのも一つの方法です。
ホワイトニングにはいくつかの種類があります
ホワイトニングと一口に言っても、方法はいくつかあります。それぞれに特徴があるので、ご自身の生活スタイルや希望に合わせて選ぶことが大切です。
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。高濃度の薬剤を使用し、専用のライトを当てることで、比較的短時間で効果を実感しやすいのが特徴です。1回の施術で変化を感じられることもありますが、効果の持続期間は個人差があります。
ホームホワイトニング
歯科医院で作製したマウスピースに薬剤を入れ、自宅で装着して行う方法です。毎日一定時間続けることで、徐々に歯を白くしていきます。即効性はありませんが、自分のペースで進められるのがメリットです。
デュアルホワイトニング
オフィスとホームを組み合わせた方法です。両方のメリットを活かすことで、より効果的に、かつ持続性のあるホワイトニングを目指すことができます。
どの方法が合っているかは、歯の状態、ライフスタイル、希望する白さ、予算などによって異なります。「これが一番いい」と一概には言えないからこそ、ご自身の状況を踏まえて選ぶことが大切です。
「痛い」「しみる」という話を聞いて不安な方へ
ホワイトニングについて調べていると、「しみた」「痛かった」という声を目にすることがあるかもしれません。
確かに、ホワイトニングの施術中や施術後に、一時的に歯がしみることがあります。これは、薬剤が歯の内部に作用する過程で起こる反応で、多くの場合は数時間から数日で落ち着きます。
ただし、しみやすさには個人差があります。もともと知覚過敏がある方や、エナメル質が薄い方は、しみを感じやすい傾向があります。
当院では、施術前にお口の状態を確認し、しみやすいリスクがないかをチェックしています。また、しみにくい薬剤を選んだり、施術時間を調整したりすることで、できるだけ負担を軽減するように配慮しています。
「しみるのが怖い」「痛みに弱い」という方も、遠慮なくお伝えください。その上で、無理のない方法を一緒に考えていきます。
クリーニングとホワイトニングは違います
「歯を白くしたい」という希望を持って調べていると、「クリーニング」という言葉も出てくるかもしれません。
クリーニングとホワイトニングは、似ているようで目的が異なります。
クリーニング
歯の表面に付着した汚れ(歯垢・歯石・着色)を取り除く処置です。本来の歯の色を取り戻すことはできますが、歯そのものを白くする効果はありません。
ホワイトニング
薬剤を使って歯の内部の色素を分解し、歯本来の色よりも白くしていく処置です。
もし、歯の黄ばみの原因が主に着色汚れ(ステイン)であれば、クリーニングだけでもかなり印象が変わることがあります。逆に、クリーニングをしても思ったほど白くならない場合は、歯そのものの色が原因かもしれません。
「自分にはどちらが合っているのか」を判断するには、まずお口の状態を見せていただく必要があります。ホワイトニングを前提とせず、まずは現状を確認するという目的でご来院いただいても問題ありません。
新生活に間に合わせたい場合、いつ頃始めればいい?
「入学式までに」「入社式までに」と、期日を意識されている方もいらっしゃるかもしれません。
ホワイトニングの効果が現れるまでの期間は、方法によって異なります。
オフィスホワイトニングの場合は、1回の施術で変化を感じられることもありますが、理想の白さに近づけるには複数回かかることもあります。ホームホワイトニングの場合は、2週間〜1ヶ月程度継続して使用することで徐々に効果が現れます。
また、ホワイトニングを始める前にクリーニングをしたり、虫歯の治療が必要だったりするケースもあります。
そのため、「新生活に間に合わせたい」とお考えであれば、少し余裕を持ってご相談いただくのがおすすめです。具体的には、希望の時期の1〜2ヶ月前を目安に一度お話を聞きに来ていただけると、スケジュールを立てやすくなります。
もちろん、「まだ決めていないけど、とりあえず話を聞いてみたい」という段階でも構いません。
無理に白くする必要はありません
ここまでホワイトニングについてお伝えしてきましたが、一つだけお伝えしておきたいことがあります。
それは、「無理に白くする必要はない」ということです。
歯の色には個人差がありますし、真っ白な歯が必ずしも自然に見えるとは限りません。周りの方の歯の色と比較して、ご自身の歯が特別黄色いわけではないこともあります。
「芸能人のような白い歯にしたい」と思う方もいれば、「自然な範囲で少しだけ明るくしたい」と思う方もいます。どちらが正解ということはなく、ご自身がどうなりたいかが大切です。
当院では、患者さんの希望をお伺いした上で、「どのくらいの白さを目指すのが現実的か」「そのためにはどんな方法があるか」を一緒に考えていきます。無理に施術を勧めることはありませんし、「今の状態でも特に問題ないですよ」とお伝えすることもあります。
大切なのは、ご自身が納得した上で選択することではないでしょうか。
まずは、今のお口の状態を知ることから
ホワイトニングに興味があっても、「自分に合っているのかわからない」「本当に必要なのかわからない」という状態で迷っている方は多いと思います。
そんなときは、まず今のお口の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
歯の色が気になる原因は何なのか、ホワイトニングで効果が期待できるのか、他に選択肢はあるのか。そうしたことを整理するだけでも、考えがまとまりやすくなります。
当院では、ホワイトニングに関するご相談を随時受け付けています。「やるかどうか決めていないけど、話を聞いてみたい」という方も歓迎しています。
お口の中を拝見した上で、現状をお伝えし、選択肢をご説明します。その場で決める必要はありませんし、「考えてから決めます」というお返事で全く問題ありません。
新生活を前に、少しでも自信を持って笑顔でいられるように。そのお手伝いができれば嬉しく思います。
京急線・雑色駅から徒歩4分、大田区・雑色エリアのかかりつけ歯科として、どうぞお気軽にご相談ください。














