【着色汚れ、どうして着くの?】

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと、歯が茶色っぽくなって・・・

歯のクリーニングは定期的に行ってるけど、どうしてもこうなる前に防ぎたい。

 

このように、歯の着色汚れでお悩みの方は多いのではないでしょうか?

今回は、歯の着色汚れのメカニズムから、予防方法、患者様の改善例まで詳しく解説をしていきますので、最後までご覧くださいね。

 

〜着色汚れがつくのはなぜ?〜

今回は、着色汚れが付着する原因について詳しく解説します。

着色汚れというのは、色の濃い食べ物や飲み物の成分が、歯の表面に付着して、それが定着してしまうことで歯に色が付いてしまう現象です。

いつも毎食事に色の濃い食べ物は食べていないもん!と思われる方もいるかもしれません。

実は、あまり食べ物の色が濃くなくても時間が経過するにつれてその成分の色が濃くなるものもあったりしますので、意外と食べ物全般気が抜けないというのが本当のところです。

 

歯に色のつきやすい食べ物・飲み物は?

・カレー

カレーにはさまざまなスパイスが配合されています。色の濃いスパイスが複雑に配合されているので、なかなか着色しやすいです。

 

・コーヒー

コーヒーはブラックに限る、という方もいるかもしれません。

コーヒーを深煎りで、濃い味が好きな方。飲む回数が多い方など、コーヒーの成分がお口の中に停滞しやすいほど着色はつきやすくなります。

 

・お茶類

お茶でも、日本茶によく聞くカテキンという成分をご存知でしょうか?

カテキンの成分が歯に付着して残り続けると、歯に色が付くのです。

ですが、このカテキン。緑茶だけではないのです。

同じ茶葉を様々な発行方法で色んな茶葉に変えているのをご存知でしょうか?

・紅茶

・緑茶

・ウーロン茶

・ほうじ茶

これらは全て同じ茶葉の発行方法を変更して味や香りの出方を変えているのです。

お茶好きの方は、要注意です。

 

・唐辛子系のお料理

キムチなど、真っ赤に染まった辛いお料理が好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、唐辛子系のお料理、タッパーなどに色移りをしてしまいますよね。

実は歯にも着色料が付着しやすいので、着色しやすい食べ物として要注意が必要です。

 

・色移りする野菜

ビーツなど、真っ赤!な色が特徴のとても色の濃いお野菜は、ポリフェノールが豊富な場合もよくあります。お皿に色が!鍋肌に色が残った!と、思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか?着色要注意です。

 

どうしたら防げるの?

何でもかんでも、着色するって聞いたら食事ができないじゃないの。

と思われると思います、ですが効果的な防ぎ方もあるのです。

 

・お水を挟む

お食事の際に、お水を飲む回数を増やしてみてください。

お食事の時にお茶だった方は、お水にしてみても効果があります。

お口の中の着色成分を洗い流すことができるので、お水をちょこちょこ飲むのは効果的です。

 

・食後に歯磨きする

歯磨きをよくする、ということで着色の成分が停滞するのを回避する方法です。

食後の歯磨き、そして歯磨き粉を着色を落としやすくする成分が入っているものを選ぶようにしてください。

「研磨剤無配合のものは避ける」

「着色を浮かせて落としやすくする、などの効果が書いてある歯磨き粉を選ぶ」

「ホワイトニング効果のあると謳っている歯磨き粉を選ぶ」

このように少し意識を変えるだけでも、着色が付着しやすくなります。

 

患者様の例

PMTCで歯の表面を強化することで、着色予防ができるようになった例も。

患者様で、歯の表面に着色汚れが着きやすい方がいらっしゃいました。ですが、繰り返しPMTCと言ってはのプロフェッショナルクリーニングを行うことでお口の中を綺麗さっぱりクリーニングする、というだけではなく、歯の表面を滑沢にツルツルに磨き上げることで、着色汚れが付着しにくくなったという例もございます。

 

着色汚れでお悩みの方は、必ず解決する糸口がございますのでぜひ当院へご相談ください。