睡眠中に起こる無呼吸は病気かも知れません

睡眠中に起こる無呼吸は病気かも知れません

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、その名のとおり就寝中に呼吸が止まってしまう病気です。現在日本には、この潜在患者数が300万人以上いるとも言われています。しかし、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は寝ているときに起こる症状のため、なかなか発症に気づくことができないという問題あります。そのため、日常生活にさまざまな悪影響をおよぼしているにも関わらず、検診・治療を受けていない人が多いのです。

京急「雑色駅」より徒歩4分の歯医者「さかえ歯科医院」では、専用のマウスピースなどを使った睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行っております。少しでも心配な方は、お早めに当院までお越しください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすい人の特徴

生活習慣の特徴 見た目の特徴
  • 喫煙をしている
  • 寝酒が習慣になっている
  • 肥満気味で暴飲暴食をしてしまうことがある
  • 高血圧・糖尿病・高脂血症にかかったことがある
  • 首が短くて太い(脂肪が付いている)
  • 下顎が小さく小顔
  • 下顎が後方へ引っ込んでいる
  • 歯並びが乱れている
  • 舌や舌の付け根が生まれつき大きい
睡眠時無呼吸症候群(SAS)にならないために

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は生活習慣の改善などで防ぐことができます。

適正体重を維持する 喉や首まわりに脂肪が付きすぎると、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクが高まります。また、顎の大きさによっては多少の体重増加が発症につながることも。もしも今、肥満気味であるなら適正体重を目指すように心がけましょう
飲酒を控える 飲酒は筋肉の弛緩につながります。これは首や喉まわり、上気道を支える筋肉も同様です。睡眠中は筋肉が緩みます。ここにアルコールが加わると、より無呼吸に陥るリスクが高まりますので、とくに寝酒の習慣などはやめるようにしましょう
口呼吸をやめて鼻呼吸に 口呼吸は咽頭を狭めるので、上気道が閉塞しやすくなってしまいます。そのため、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクが高まります。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などにより、口呼吸を余儀なくされている方は、まずこれを治療しましょう
睡眠薬の服用には注意 多くの睡眠薬は、無呼吸症状の悪化・助長につながることがわかっています。そのため、服用する場合には主治医としっかり相談をしたうえで、指示に必ず従うようにしましょう
寝るときの姿勢を工夫する 仰向きの姿勢で寝ている方は、横向きで寝ることを心がけてみましょう。これで上気道の閉塞を軽減できることがあります。抱き枕などを使い、横を向いて寝られる工夫をしてみてください

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的な症例です。ご自身では気が付いていない場合も多いので、ご家族やパートナーに聞いてみるようにしましょう。

就寝中
  • 「いびき」をかいている
  • 「いびき」が止まり、大きな呼吸とともにまた「いびき」をかき始める
  • 呼吸が止まる・乱れる
  • 息苦しさを感じることがある
  • むせる
  • 夜中に何度も目が覚めてしまう
  • 寝汗をかく
起床時
  • 口が乾いている
  • 頭が痛かったり、ズキズキしたりする
  • しっかり眠れた感じがしない
  • 寝起きが悪い
  • 身体が重い
起きているとき
  • 慢性的な強い眠気がある
  • だるさや倦怠感がある
  • 集中力が継続しない
  • いつも疲れている
睡眠時無呼吸症候群(SAS)専用マウスピースを使った治療
睡眠時無呼吸症候群(SAS)専用マウスピースを使った治療 治療方法にはいくつかのものがありますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)専用マウスピースを使うのが一般的です。はじめに、患者さんそれぞれに合わせて専用のマウスピースを作成します。そして、就寝時にこのマウスピースを装着していただきます。これにより、気道が広がり、睡眠時の呼吸停止・低下を防止することができます。
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