キャンプでのお口の事故対処法【頬っぺたや舌を思い切り噛んだ編】(2022.9.1))

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さかえ歯科医院 院長榮です。

いつの間にやらシリーズ化をしておりますキャンプでのお口の事故対処法のコーナーでございます。

こちらは今回で最終回となります。

最後のテーマは「頬っぺたや舌を思い切り噛んだ編」です。

これはみなさま一度はご経験があるのではないでしょうか。

キャンプ場では普段食べ慣れてないものや会話をしながら食事をすることもあるかと思います。その際、咀嚼リズムのタイミングが合わず頬っぺたや舌をガリっと噛んでしまうこともあるかと思います。

聞いただけで痛そうではありますが、噛んだことによる傷を咬傷と呼びます。

この咬傷の位置をよく確認し出血しているところ(ほとんどの場合くちびる、頬の粘膜中央付近、舌の側面に傷がつくことが多いです)を確認し、少し口をゆすいでいただいた後できれいなティッシュ等で出血部位を押さえてください。こうすることで止血を行うことができます。傷の深さにもよりますが5分から15分程度で止血が完了するかと思います。

その後はあまり傷口に触れないように、特にキャンプ中は気を使いながら食事をしてください。止血が完了し痛みもそれほどないからと言って油断をしておりますと、もう一度ガリっと咬傷を引きおこすこともございます。それがまた先ほどと同じ部位の咬傷となったらひとたまりもありません。人間は忘れる生き物です。しかし、キャンプの間だけは痛い思いをしたことをよく覚えておいてください。

咬傷のせいでせっかくのおいしいキャンプ料理も半減してしまします。

さて、咬傷は時間がたちますとそのまま治癒するケースと口内炎に移行するケースがございます。

この口内炎に移行した場合は10日から2週間近く治癒に時間がかかります。

帰宅後、食事時につらいようであればかかりつけの歯科医院で治療を受けてみてください。現在では処方のほかにレーザー治療で口内炎の治癒促進を図る方法もございますので、あまり口内炎が大きい場合は一度相談されてみてはいかがでしょうか。

以上キャンプでのお口の事故対処法でした。

全回を通して言えることは、キャンプは開放的になり楽しいですが、はしゃぎすぎず常に起こそうとする行動の怪我のリスクを考えながら過ごしていただくということです。

キャンプでの行動はもはや人生の過ごし方にも当てはまるのかもしれません。

動いたら休む、冷静な判断をしながら楽しむ。

現代人にとってとても大事なことなのかもしれませんが、難しいことでもあるのかもしれません。

話はずいぶんと脱線しましたが、またブログで皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。